荻窪栄光教会と音楽
「おお牧場は緑」みなさんはこの歌を知っていますか?
春から初夏にむかう季節にふさわしい曲として小さい頃よく口にした曲ですね。最近赤とんぼ、荒城の月など、昔から親しまれてきた名歌がつぎつぎと学校の教科書から姿を消していき、寂しい思いをしていますが、この歌もいつまでも残って欲しい曲のひとつではないでしょうか?。
実はこの歌の作詞者は、この荻窪栄光教会の名誉牧師 故中田羽後師です。現在の荻窪栄光教会の建物は、1966年に建設されましたが、それは中田師がご自分の土地をすべて教会に捧げた場所に建っています。
中田師は、日本を代表する教会音楽の権威者として著名でした。また、教会の礼拝で歌われる聖歌の編纂者としても知られています。昭和44年、建堂されたばかりの教会にパイプオルガンを寄贈されました。木製の暖かい音色のオルガンは、毎週の礼拝の他、音楽特別伝道集会、メサイア公演などで大活躍しています。
メサイア公演
毎年12月に行われるメサイア公演は1968年より毎年行われています。ひとつの教会でこれだけ長期間続けているのは大変珍しいことだと思います。
メサイアは、ヘンデルにより作曲された救い主キリストの到来の預言、その誕生、苦難、十字架上の死、復活、昇天、そして来るべき栄光の再臨に至るまで、キリストのみわざのすべてを賛えた壮大なオラトリオです。そしてそれは、歴史上最も荘厳で美しい音楽の一つに数えられています。ヘンデルは56歳の時にこの曲を書き上げましたが、たった24日間で書き上げたそうです。
毎年8月末からメサイア練習が始まりますが、30回連続して歌う人、またはじめて歌う人も、3ヶ月間毎週特訓を受けることで鍛え上げられ、公演当日は約50名の大合唱となります。老若男女、実にバラエティーに富んでいます。また、パイプオルガン、ピアノ、バイオリン、ビオラ、チェロ、フルート、トランペット、など各界で活躍中の演奏家の方々をお招きし、また独唱者も豪華な顔ぶれです。
音楽特別伝道集会
私達の教会にとってメサイアが冬の一大イベントですが、初夏には音楽特別伝道集会が行われます。中田羽後師が1974年召天されたことを記念し、毎年聖歌隊が音楽をもってキリストイエスを賛美する集いを行っています。
2004年はビオラの安達いずみさんと角田能子さんをお迎えし「マラン・マレ、J・S・バッハ」などの曲を演奏して頂きました。
