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目に青葉 山ほととぎす 初鰹

sakura2.jpg韮崎 わに塚の桜


 冒頭の俳句は、山口素堂(1642-1716)の作で、原作は「目には青葉・・」であったそうです。字余りの感が否めませんが、視覚、聴覚、味覚において新緑の候の自然の豊かさを作者は鋭く感じ取って詠じたのではないでしょうか。
昨年東日本を襲った大震災から早くも1年が過ぎました。1万6千人に近い人々の尊い命が奪われ、3千人強の人々の行方が今なお不明です。更に多くの人々が不自由な仮設住宅暮らしを余儀なくされています。原発事故の収束はほど遠く、むしろ不安と恐怖はより一層つのるばかりです。一日も早い復興と収束を心から祈るばかりです。 わが国の政治も経済も外交も原発問題も悪循環を繰り返しています。世界の経済も出口の見えないトンネルに入り込んでいます。出生率の低下も大きな課題です。
こうした暗い世情の中に、一条の光として飛び込んでいたのが、日本文化研究者として著名なドナルド・キーン氏(鬼怒鳴門)の日本国籍取得のニュースでした。 氏は日本文学や自然をこよなく愛し、その素晴らしさを世界中に紹介されました。この度の大震災によって多くの外国人が離日する中で、氏は反対に日本を愛して国籍取得を決意されたのです。 白砂青松として知られた、陸前高田の松林が「奇跡の一本松」を残して7万本とも言われる松がすべて津波に流されてしまったことは本当に悲しく、辛いことでした。しかし、自然は正直なものです。今年も東京では桜が咲き、人々を和ませ、そして散りました。そして美しい新緑の5月を迎えようとしています。東日本では梅も、桃も、桜もこれからが見頃ではないでしょうか。
イエス・キリストは「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる」(ヨハネ11:25)と言われました。聖書の教えによれば、「死が終わりではない」のです。死線を越えたその先に、永世の希望が見えるのです。私たちの視覚、聴覚、味覚を豊かな日本の自然に向けると共に、自然を創造された神に私たちの心を向け、神の豊かな恵みを享受する者でありたいと願います。
荻窪栄光教会 
主管牧師 中島秀一

2012/04/22 更新

冬来たりなば春遠からじ

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 2012年を迎えたのは、ついこの間のように思いますが、早くも2月を迎えました。東日本大震災の大きな傷跡が、東北だけでなく日本列島を覆う中で、今年こそは良い年であって欲しいと希うのは、すべての人の共通した心情であろうと思います。しかし、今年の冬は歴史的な大雪に見舞われ、北国の人々は二重、三重の苦難を強いられています。どうしてこのような理不尽なことが多く起こるのでしょうか。
冒頭の句はイギリスの詩人シェリーによるものですが、何という希望に満ちた一句では
ありませんか。「厳しい冬がくれば、春はすぐその隣、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている」という意味が込められています。同じような意味の諺には「朝の来ない夜はない」とか「夜まさに明けなんとして益々暗し」などがあります。
聖書の冒頭は創世記ですが、その第一章には天地創造の話が記されています。神は第一日目に「光」を創造され、次に「光とやみとを分けられ」ました。その後に「神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である」という言葉が続いています。この「夕となり、また朝となった」という言葉は、第六日目の創造まで続いています。普通は「朝があって、夜となる」という感覚ですが、聖書の発想は全く逆なのです。「希望から失望」ではなく、「失望から希望」なのです。ネガティブ(消極的)ではなく、ポジティブ(積極的)なのです。
今や政治、経済、産業、文化、教育、環境などの多岐に亘って、わが国だけではなく、世界は地球規模において大きな混迷の時代を迎えています。聖書は「患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである」(ローマ5章)と教えています。真の希望は泡沫的なものではなく、患難や忍耐や練達という、お互いの人生の実績の上に成り立つものなのです。共に未来に対して確実な希望を抱いて、素晴らしい春を迎えようではありませんか。
(主管牧師・中島秀一)

2012/02/10 更新

第44回 メサイア公演

M E S S I A H

(日本語訳抜粋)

 by G.H.HANDEL 中田羽後訳

本年度のメサイア公演も主の恵みと皆様方のご支援により無事閉幕いたしました。ご来場下さった皆様方に心より御礼申し上げます。

次回公演は
2012年12月8日(土)19時開演の予定です。

 御来場の皆様から、18時開演を希望、との御意見を多数いただきますが、杉並公会堂の使用に関しては抽選ですので、18時開演とするには、夜の公演枠と共に、午後の時間帯も抽選に当たった場合のみ可能となります。今年は、この抽選に当たった為、18時開演が実現いたしました。
何卒、上記事情を御理解下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

2011/10/29 更新

礼拝の動画

礼拝の動画配信をはじめました。

USTREAMを使用しています。

2011/04/18 更新

被災者の為に祈ります

巨大な地震により多くの被害者が出ていることを深く悼み、被災者のためにお祈りいたします。
死傷者だけでなく経済的被害、心の傷など多くの被災者のために主の恵みを求め祈ります。特に原子炉の活動が完全に停止することを祈ります。

日本イエス・キリスト教団では救援対策本部を設置し、教団委員長を本部長として救援活動を始めています。救援活動が適切に進められるようお祈り下さい。

2011/03/12 更新